
こんにちは。
今回は、伝説の殺し屋を描いた漫画「ザ・ファブル」を紹介します。
目次
「ザ・ファブル」はどんな漫画?
「ザ・ファブル」は、南勝久(みなみかつひさ)先生によるバトル・アクション漫画>。
『週刊ヤングマガジン』(講談社)で2014年〜2019年にわたり連載されました。2021年からは第二部となる「ザ・ファブル The second contact」も始まって、シリーズ累計発行部数は1600万部を突破した大人気漫画です。(2022年4月時点)
キャラ設定の面白さやリアリティ溢れる描写が高く評価されておりファンも多数。「ザ・ファブル」は第41回講談社漫画賞一般部門を受賞しています。
2019年6月に岡田准一さん主演で、漫画と同名タイトル「ザ・ファブル」として実写映画化、2021年6月に第二弾「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」が公開されました。
「ザ・ファブル」のあらすじ
どんな相手も6秒以内にしとめる、と言われている天才的な殺し屋「ファブル」。ボスはファブルの正体を隠すため、一年間の休業、そしてその間は「殺しをしない」ことを命じた。ファブルとパートナーは、「佐藤明」「佐藤洋子」と名乗り、兄妹として大阪に住むことに。
ボスが二人の世話を頼んだのは大阪の暴力団「真黒組」。真黒組のトラブルも含め二人の周りには何かとトラブルが起こりがちだが、果たして明と洋子は一般人として過ごすことができるのか!?
「ザ・ファブル」のみどころ、おすすめポイント
非日常の刺激とスリル
一年間の殺し屋休業を言い渡され、明と洋子が預けられたのは大阪のヤクザのところ。殺し屋とやヤクザの日常はスリル満点。裏社会の様子を垣間見ることができ、刺激的な世界を楽しむことができます。
キャラ設定の面白さ
著者の南先生は、特に気をつかうのはキャラ設定だそうで、それぞれのキャラクターは個性的で面白い!「殺さない殺し屋」である明は極度の猫舌だったり、「天才的記憶力のパートナー」の洋子は酒豪で酔い潰れた相手を見て楽しむ、と絶妙なキャラ設定がされていてまるで実際のモデルがいるかのようです。南先生いわく、「紙面上のキャラに針を刺すと、血が出るよう‥‥そんなキャラを描きたい」とのことです。
明の変化に注目
「おまえが思う命ってなんだ」と問われ、「始めて動物を飼ってみたが・・・大事に育てたい そう思ってる 今はそんな感じとしか言えん」と答えた明。動物を飼ったり、時給800円のバイトをしたり、職場の飲み会に参加したり、フツウの生活を初めて送ります。「一年間殺しをするな」とボスからの言いつけを守り明は、殺さない方法でどのようにトラブルを切り抜けるのか、注目したいところです。明に変化はあるのでしょうか。