二月の勝者 ―絶対合格の教室― 4巻【あらすじ、感想】

中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師

2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!

 

リアルな中学受験業界を描いた話題作「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」。

3巻では、4月から7月の様子が描かれました。受験の「天王山」とも言われる夏休みに入り、夏期講習がスタート!夏期講習は学力を上げる最後のチャンス!?この時期の過ごし方によって今後が決まる!?

4巻では、夏休み前半部分が描かれます。まだ幼い小学6年生、どのようにして受験生としての自覚を身に付け、自らを奮い立たせていくのでしょうか!?

3巻のあらすじ、感想はこちら。

二月の勝者 ―絶対合格の教室― 3巻【あらすじ、感想】

2021年1月16日

二月の勝者 ―絶対合格の教室― 4巻 あらすじ

桜花ゼミナールでの夏期講習が始まり、気合を入れる佐倉。塾で過ごす時間が圧倒的に多くなる生徒たちは、騒動を次々と巻き起こす。おもらし、鼻血、胃腸炎など・・・、早速、洗礼を浴びる佐倉。でもこれらは全て、毎年の夏期講習「あるある」騒動だという。

そんな様子を見て、黒木は緊張感が足りない、もっとけじめをつけさせるように言う。

黒木 「「長丁場だから」「疲れてるから」と大目に見るのは絶対にダメです。」

黒木 「「今までとは違うんだ」と、「君達は受験生なんだ」と徹底して叩き込む!」

黒木 「中途半端な優しさはこの先は「毒」にしかなりません・・・!」

黒木がそんな話をしている最中、一番気をつけなければいけない「あるある」が起こる。それは生徒同士のケンカ・・・。

ケンカをしたのは、成績トップであるΩクラスの島津順と、優秀な双子の弟を持つAクラスの上杉海斗だった。ケンカの原因は・・・。

上杉 「先生、あんなひどいこと言うやつに・・・手を出すなっていうほうがムリだ・・・!!」

何を言われたのか問う佐倉。

島津 「「偏差値60以下の学校なんて学校じゃない」「そんなとこ目指してる奴らなんてまじゴミ」」

その言葉に凍りつく佐倉。黒木は少し考えこんでいたが、島津をとがめることなく、教室に戻って課題をこなすように言う。その対応に佐倉が反論しようとすると、

黒木 「佐倉先生、当塾では残念ながら・・・「道徳」という科目は教えておりません。」

黒木の対応には納得いかない佐倉だが、上杉の前で言い争うわけにもいかないので耐える。佐倉は、上杉に対し、上杉は「間違っていない」とはっきり伝える。すると、泣いていた上杉は、授業に戻ると立ち上がる。後れたら損だ、と。その姿を見て、佐倉は思う。思っている以上に子どもは強い。

翌日も、島津順は成績の低い生徒を見下すような発言を繰り返す。黒木は、その様子を見ても注意することなく引き離すだけだった。

その夜の島津家。塾の宿題をこなす順に、慌てたような母親。塾の宿題を早めに終わらせ、父親が作った課題に早くとりかかるように促す。

そこへ父親が帰ってくる。びくっとする母親・・・。

父親は、塾の宿題はやらなくていいと、新しく買ってきた問題集を順にやらせる。それは実際に入試に出た問題を集めた問題集だった。

順は、父親の指示で問題を解き始めるが、てこずってしまう。結果三分の一もできなかった・・・。

父親はそれを見て顔色を変える。順を風呂へ行かせると、母親に向かって問題集を投げつける。

島津父 「さっき順に出した問題はなあ?「偏差値50」の学校の入試問題なんだよ!! 三分の一もできないってどういうことだよ!!」

島津父 「入試まであと半年しかないんだぞ!? 今 偏差値50の学校の問題が解けないなんてお前何やってんだよ!」

震えて謝る母親。

島津父 「「偏差値50の学校なんて学校じゃない」ぞ!! 「今頃こんな問題に時間かかってるようじゃ」…「絶望的にゴミだ」!!! 母親であるお前のせいだぞ!!」

扉の向こうでは、順が青い顔をして聞いている・・・。

続きは、ぜひ「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」4巻をご覧ください!

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(4)

高瀬志帆

4.9

試し読みあり
1〜10巻発売中!

二月の勝者 ―絶対合格の教室― 4巻 感想

いやー、4巻は衝撃の展開でした。島津家の問題が浮き彫りになり、順くんが問題発言をする理由が分かりましたねー・・・。

島津父は問題外ですが、子どもって良くも悪くも、親の態度や意見に非常に影響を受けやすいものなのだと改めて実感しました。大人は気をつけないといけませんね。順くんはこのままではいけないと気づいた様子。なんとか救われますように、と祈らずにはいられません。

そして、柴田まるみちゃんの志望校変更がありました。熱いですね!友達とのトラブルで学校を不登校になったことから、私立中学受験を志したまるみちゃん。当初はムリのない受験を、という母親の希望で、自身の偏差値よりも低い学校を志望していましたが、御三家「女子学院」の個性を尊重する校風を知り、目指したいと思うように。もし受かれば、全国の不登校の生徒たちの希望となりそうですね!がんばってほしい!!

二月の勝者 ―絶対合格の教室― 4巻を読むならこちらから

電子書籍の「BOOK☆WALKER」がオススメです!

  • 大手出版社「KADOKAWA」の直営だから安心!
  • コミック、ライトノベル、小説、実用書から週刊誌・月刊誌・ビジネス誌・マンガ誌などの雑誌まで、約60万点の品揃え!
  • 無料試し読みやセールなどのキャンペーンが充実!

\中学受験のリアル!/


続く5巻のあらすじ、感想はこちら。

二月の勝者 ―絶対合格の教室― 5巻【あらすじ、感想】

2021年1月21日